上扉型電気陶芸窯です。

この窯には、棚板300mm×270mmを使用します。

また、壁の厚みも厚くとり

保温ボードや耐火断熱レンガを使用しています。

輻射熱により作品を芯まで焼き上げようと設計されています。

さらに、還元バーナー一式も標準装備。

酸化焼成、還元焼成が可能です！

蓋を開けました。窯底の四角い白い板が棚板です。

横壁のレンガから、黒い線が見えているのがヒーターです。

ヒーターはカンタルAPMをコイル状にし、

レンガの溝にいれています。

ヒーターはコイル状になっています。

ただ溝に入っているだけでなく、

ヒーターをレンガにピンで打ち込み固定してあります。

レンガの溝の中にいれることで、表面のレンガに熱が伝わり

レンガからも輻射熱として窯内に向けられる仕組みです。

容量の想像のために、ペットボトル2Lと500mLを置いてみました。

酸化焼成の時は、2Lのペットボトル（約300mm）をちょうど立てて

入る高さになっています。

棚板は横幅は2Lが1本、500mLが3本横に並ぶ幅です。

しかし支柱を立てるスペースを忘れないでください。

一方、還元焼成の場合は、2Lのペットボトルの高さははいりません。

その理由は、還元時にはサイコロ支柱を縦に立てて使用していただくため

全体的に高さが上がってしまうからです。

サイコロ支柱の使い方について

（あくまでもペットボトルは参考です。

窯にあったサイズの作品作りをよろしくお願いします。）